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数々の賞を受賞 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

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メーカー 5a48c6e1d 発売日 2025-04-12 23:00 定価 9500円
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数々の賞を受賞 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像1 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像2 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像3 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像4 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像5 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像6 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像7 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像8 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像9 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像10
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。耕衣百句 特装80部 署名入/永田耕衣 吉岡実編/南柯書局(コーベブックス)。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。Y3FLB-200708 レア[川柳岡山 昭和34年9月 No.183]大森風来子 住友化学。
*****************************************************
序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。N3FHH2-210908 レア[歌集 紫桔梗 高島千枝子 明誠企画株式会社]短歌。仮名遣いの指摘?」~
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【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。句集 まぼろしの鱶/三橋敏雄/俳句評論社。参考にされたい。言の葉乃花 小林重道歌集。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。☆署名本(印刷);第18回読売文学賞『定本 木下夕爾句集』木下夕爾:牧羊社;昭和41年初版函:元パラ付;巻頭;肖像写真:序:井伏鱒二*。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。瘤 献呈署名入/秋元不死男/作品社。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。【超希少】【美品】古本 鳥獣虫魚 歳時記 全2冊セット 春夏編 秋冬編 川崎展宏、金子兜太、稲畑汀子、飴山實監修 朝日新聞社。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。無援の抒情 初版 署名箋付/道浦母都子/雁書館。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。☆『峠から峠へ 畦地梅太郎作品集 12』初版;二重函;クロス装・背:革製:表紙メタル付き・色摺木版画4葉入・署名入。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。春夏 蕪村七部集俳句評釈 初学俳句叢書第五編/内藤鳴雪/大学館。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。N3FA1-210913 レア[青群 SEIGUN 第28号 2013年夏 青群俳句会]。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。川柳叢書 第九篇 溪花坊句集/森雜牛子/川柳叢書刊行会/1933年。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。幸矢 直筆句献呈署名入/本島高弓/東京太陽系社。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。靑蘿発句集 和露文庫第三編/安井小洒/和露文庫刊行会/大正期。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。ふるへる花 原田琴子歌集★原田琴子(水の原社)。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。伊丹三樹彦全句集 特装本 限定100部 毛筆句署名入/伊丹三樹彦/沖積舎。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。(雑誌)民謡詩街 第2巻5・7・8号 三冊/石田隆 編発行/民謡詩街社。

18 42表 そも歌のさまむつなり。層雲(荻原井泉水主宰)第47巻第1号から第12号 12冊セット 昭和34年・35年。からのうたにもかくぞあるべき。草上船和讃/高橋龍/端溪社。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。(雑誌)春泥 第32号 新年号/坂倉金一 編発行 小村雪岱表紙/春泥社。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。仰望 増補再版 直筆歌署名入/岩谷莫哀/新詩壇社。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。風紋 曽宮一念 五月書房 昭和52年 限定300部(271番) 署名入り。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。『寒蕭々 清水基吉全句集』(F038)。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。絶版!! 杉田久女全集 全2巻揃 立風書房 検:高浜虚子/正岡子規/橋本多佳子/三橋鷹女/与謝蕪村/松尾芭蕉/夏目漱石/小林一茶/中村汀女/初版。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。海紅 第1巻 合本 1号から12号まで12冊分収録/海紅社/大正期。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。N7FJ2-210602 レア[不倫の聖書 ある川柳家の生涯 坂出市民川柳会]貧乏詩人。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。自選歌集 日光 川田順 新選代表短歌叢書 中川一政 装幀 函 初版 天金 美品。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。川柳叢書13・14 青明句集/木村半文銭ほか/川柳叢書刊行会。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。☆かC‐190402 レア[俳句 平成18年 8 第55巻 第9号]特集 取り合わせと一物仕立て。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。☆献呈署名本『歌集 鳥聲集 』窪田空穂;日東堂;大正5年;初版カバー付;本天金塗装,クロス装*大正4年の春から同5年の夏までの1年余りの作品。

*******************************************************************
                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。川柳風俗志 上巻/西原柳雨/春陽堂。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。180329x05★ky 希少 戦後 昭和20・21年 俳句結社誌 俳誌 緋衣 創刊号-18号 草笛 創刊号-4号 緋蕪 創刊号-3号 計25冊 北海道 東北地方。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。N3FHH2-210908 レア[玉蟲 玉虫 紫苑発行所]俳句。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。0028143 俳風 櫻多留 三編 紀州・帯屋伊兵衛・板 文政10年序 地方版 俳句。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。ゆきげがは/久保田万太郎/双雅房。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。高柳重信全句集/高柳重信/母岩社発行・俳句評論社発売。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。みずかありなむ 新装版 献呈署名入/山中智恵子/国文社。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。血と麦 寺山修司歌集/寺山修司/白玉書房。うたにあやしうたへなりけり。新撰俳枕 全7巻セット カラー版名所歳時記。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。句集 海門/大野林火/交蘭社/戦前。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。俳句の入口★作句の基本と楽しみ方★藤田 湘子★NHK俳壇の本★日本放送出版協会★NHK出版★絶版★。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。0023000 明治天皇御製 明治天皇御誕生百三十年祭記念 御製奉唱連盟 桐箱入 パンフ付。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。☆『朱欒の港 : 南国調 6 』 北原白秋;アルス;大正11年;初版;カバー無*博多古調(ⅰ2章)-蟹味噌(25章)-柳河時花歌(ⅰ1章)を掲載。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。田中冬二句集 限定120部記番 毛筆句署名入/田中冬二/鹿鳴荘。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。句集 殺佛 特装47部/永田耕衣/南柯書局。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。☆限定墨筆句入署名本『地楡 佐藤鬼房句集』佐藤鬼房;ぬ書房;昭和50年;初版函付;正誤表付*昭和40年から47年迄の作品590句を掲載  を掲載。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。歌集 プロレタリア意識の下に 初カバ/田邊一子/紅玉堂書店。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。遠景近景 斎藤史 カバー 初版第一刷 大和書房 書き込み無し本文良。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。草山和歌集孤考 上 義天著  写本。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。句集 天の狼 家蔵限定版/富澤赤黄男/旗艦発行所。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。南風/水原秋櫻子/京鹿子發行所■送料無料・即決。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。地名俳句歳時記全8巻 山本健吉監修。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。N7FD1-210531 レア[歌の自然 人の自然 伊藤一彦評論集 雁書館]たましいの歌。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。0024547 新派和歌評釈 姫河原無鳴 大学館 明治40年。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。0023464 三家類題抄 森広主 市岡猛彦 尾張・槲園社中藏板 文政1年。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。0028469 夢之華(夢の華 ゆめのはな) 与謝野晶子 杉浦朝武・装幀画 中澤弘光・挿画 金尾文淵堂 明治39年 初版 裸本。あはれなるやうにてつよからず。続 蕪村俳句評釈 初学俳句叢書第十六編/寒川鼠骨 /大学館。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。齋藤茂吉全画集 限定版。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。浅野晃 曠原 歌集 昭和29年初版 地方出版稀覯本 日本浪曼派 珍品。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。●芭蕉句集●新註国文学叢書●加藤楸邨●講談社S24●松尾芭蕉句。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。☆『印度更紗 第1輯 真珠抄及び短歌』北原白秋;金尾文淵堂;大正3年;初版;カバー無*真珠抄-68章-正覺坊14首-玉蜀黍8首-途上所見8首を収録。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。天の川     第206号     昭和11年7月号      天の川発行所。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。遺句州 遠郭公 藤瀬素平 145頁 昭和55/9 ピロロ吟社。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。●玄魚●水原秋桜子第13句集●俳句近藤書店S32千部限定版●即決。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。島木赤彦全歌集(全集)総索引 末竹 淳一郎。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。0015269 歌誌 コスモス 1973/4-1974/6 16冊 宮柊二編集。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。0019923 先入抄 全 渡忠秋 明13 香川景樹 桂園派。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。(雑誌)海石榴 1号-9号内8冊/見沼冬男 (西角井正慶) 伊東華子 他/東京女子高等学園。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。歌集たかはら 斎藤茂吉 1950年6月30日 発行。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。木人方歌/西垣卍禅子/私家版。
********************************************************************

追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。星麟 せいりん 句集 京鹿子叢書 第145編 木星句会 京鹿子社。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。朝日歌壇 ’99 朝日ソノラマ 馬場 あき子。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。斉唱 献呈識語署名入/岡井隆/白玉書房。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。南天荘歌稿 井上通泰 日本古典全集刊行会。
※梱包材の再利用に努めています。前川佐美雄書簡5通・葉書12枚 尾山篤二郎宛。ご理解下さい。老 (秀句350選) / 石 寒太 (編集)。

 

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